今週のテーマは「韻で漫遊記♪」
洋楽はほぼ全ての楽曲で韻が踏まれている。
日本でもヒップホップが入ってきてから意識的に韻を踏むようになった。
漫遊前のスピッツ曲は『ハチの針』2016年15th『醒めない』
単語の母音で韻を踏んでいる、ooe。
予言、方へ、亡霊、向こうで。
やっとけ、マインドゲーム。
なく、まつ。れる、LOL。
♪ゾウさんで歌いながら説明してくれる。
一行ずつ同じメロディのところで韻を踏んでいる。
☆ユーライアヒープ『ウィザード』72年6thシングル4th『デーモンズ・アンド・ウィザーズ(悪魔と魔法使い)』
アナログレコードを歌詞カードを見ながら聴くことが多かった。
♪キング、リング。ワイン、ファイン。デザイア、ファイア。などなど
洋楽は99%韻を踏んでる。当たり前の習慣、常識みたいな感じ。
♪ゾウさんで歌いながら
ローローローユアボート、ジングルベル
童謡でも踏んでる
韻を踏むことを優先して意味不明な歌詞になる事もある。
☆ザ・ナック『マイ・シャローナ』79年デビューシングル
Aメロの文末は全てシャローナ。この直前のマイ、タイム、ライン、アイ、タイツで韻を踏んでる。
☆ザ・クラッシュ『ロンドン・コーリング』79年3rd『ロンドン・コーリング』
型破りのパンクロックでも韻を踏んでる。
韻を踏む事は既成概念の範疇ではない。
♪ダウン、タウン。ワールド、ガール。スウィング、シングなど
☆チープトリック『サレンダー』78年3rd『ヘブン・トゥナイト(天国の罠)』
洋楽、韻を踏んでないで検索すると出てきた楽曲。
何百回も聴いてきたのに、ほんとだ全然踏んでない!
♪ゾウさんで歌う
そのままずっと歌ってくれて良かったよ
他にもサイモン&ガーファンクル『アメリカ』R.E.M『ルージング・マイ・レリジョン』が韻を踏んでないそうです。
韻を踏まないことで話し言葉のような効果があるそうです。
スピッツも韻を踏んでる曲多い。
♪はーしーる〜、アイニージュ〜
日本でのパイオニアはサザンの桑田さん。パッと聴くと英語詞にもきこえ、巧みに韻を踏む。
ミスチル桜井さんもユーモラス過ぎない、クールな感じを保って韻を踏む。
☆ミスターチルドレン『名もなき詩』96年10thシングル5th『深海』
♪ダーリン、だれ、ノータリン
カラオケで歌ってみたいと思わせる効果的な韻。
ヒップホップのキングギドラのジブラさん。
しっかり韻を踏む。
ラップのメソッド本を出されててすごくわかりやすいのでおすすめ。
ooiで韻を踏む。テクノロジー、もろに。
単純にかっこいいし、まじおもしれぇなと思った。これやと思ったそうです。
それまでのポエトリーリーディング的手法のラップは気恥ずかしかった。そこから解放された。
粋な感じ。高度な遊び。ジブラさんやクレバさん。
☆ジブラ『オリジナル・ライム・アニマル』98年1st『ライムアニマル』
ナイキのCMもかっこよかった。
「ちょっぴりタイムマシン」♪こっちへおいでよぉ〜ウォウウォウイェ〜『オーバードライブ』
☆フリッパーズギター『ボーイズ・ファイア・ザ・トリコ』89年『スリー・チアーズ・フォ・アワ・サイド(海へ行くつもりじゃなかった)』
日本人の英語詞は韻を踏めてない人が多い。
洋楽聴く人はわかると思うけど、それが残念に思う事もある。
ネイティブじゃないと難しい。
フリッパーズギターはちゃんと韻を踏めてた。彼らの本物っぽさの要因。
曲もお洒落で周りの女子たちも夢中で、そんなにいいか?という顔しながら影でめちゃめちゃ聴いてた。
作詞小沢健二、作曲小山田圭吾
日本語で韻を踏むのは、歌詞が印象的になる反面やり過ぎると変に引っ掛かるので塩梅が難しい。
まだまだ探求していきたいテーマ。
来週のテーマは「手拍子で漫遊記♪」
ハンドクラップを取り入れた曲が多い。
レギンスまた流行ってきたの?
一旦廃れたの?