映画『ペンタゴン・ペーパーズ』観ました。
原題は『The Post』ワシントン・ポストの話です。(雑)
見ごたえありました。
これらの記事も併せて読んで、理解不足を補ったり、いろんな意見を拝見して「なるほどな~」ってなってます。
凄く素敵やったのはねぇ、新聞社の地下?階下?に印刷工場があるのよ!
記者の人が原稿を上げて、しばらくしたら、ガタガタと机やオフィスが揺れ始めるの。
輪転機が回った瞬間。
自分が取り上げたニュースが、書いた文章が世に出るぞっていう最初の瞬間やのよ。
活版印刷やから、ニュースの、記事の、想いのこもった文章の、言葉の、一文字づつが並べられて、意味を成して、情報や主張を紙に表して、伝えていく。
インクや油や紙の匂いがしてきそうな映像でうっとりしたなぁ。
後はね、、、「みなさん」て字幕が出てるとき、役者さんは大抵「レディース&ジェントルメン」ってゆってはるけど、この映画ではメリル・ストリープは「ジェントルメン」しか言わなかった。
そういう時代、そういう業界そういう職種やったんやね。
父親の会社を旦那が継いで、旦那が死んだから自分に回ってきた、って社長になった女性なのよ。
大っ変なご苦労があったに違いない。見下されて。
最後は「私の会社だ」と、大きな決断をされるわけですけども。
新聞記事は歴史の一番最初の草稿であるべき?ありたい?みたいなセリフがカッコよかったな。