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映画『光』

河瀬直美監督の『光』観ました。

‘光‘ね。

目の不自由な人が映画を観るための音声ガイドというのがあって、それを作る?書く?仕事をしている女性が主人公。
表情や態度で推して量る、観ている人に解釈はお任せする、という部分を、言葉で、表現または補うというとても難しいお仕事やと思いました。

解釈に踏み込むと押しつけがましい。
描写が乏しいと想像できない。

いろいろあって彼女も成長していく。
今取り組んでいる音声ガイドも完成に近づく。
そしてラストシーンに彼女はどんなガイドを入れるのか?がクライマックスになる。

失われていくもの。失われたもの。
視力だったり、大切な人だったり。
それを蘇らせる方法は、思い出したり想像したりして脳内で再現することなのだなと。

彼女と映画の監督さんとの会話、お母さんの話の中に、すごく印象深いセリフがあったと思います。


歌詞と似てるのかな~と思った。
言葉の数は限られてて、映像は(見え)なくて。
それによって想像したり、感情を揺さぶられたりするところが。





by aozora-gene | 2017-06-02 08:48 | 本・映画・ドラマ | Trackback | Comments(0)

こころかすめし様々のあり・・・


by 青空ジーン