河瀬直美監督の『光』観ました。
‘光‘ね。
目の不自由な人が映画を観るための音声ガイドというのがあって、それを作る?書く?仕事をしている女性が主人公。
表情や態度で推して量る、観ている人に解釈はお任せする、という部分を、言葉で、表現または補うというとても難しいお仕事やと思いました。
解釈に踏み込むと押しつけがましい。
描写が乏しいと想像できない。
いろいろあって彼女も成長していく。
今取り組んでいる音声ガイドも完成に近づく。
そしてラストシーンに彼女はどんなガイドを入れるのか?がクライマックスになる。
失われていくもの。失われたもの。
視力だったり、大切な人だったり。
それを蘇らせる方法は、思い出したり想像したりして脳内で再現することなのだなと。
彼女と映画の監督さんとの会話、お母さんの話の中に、すごく印象深いセリフがあったと思います。
歌詞と似てるのかな~と思った。
言葉の数は限られてて、映像は(見え)なくて。
それによって想像したり、感情を揺さぶられたりするところが。