映画『エベレスト 3D』観てきました。
#ciao802 です。
「実話に基づく」の重さに打ちひしがれた・・。
どこかで、無意識に、登場人物を「良い人」「悪い人」「敵」「味方」って風に判じていて。
‘この人は死なない’とか勝手に思ってる。思ってた。
思ってたんやと気づいた。
この人の夢をかなえてあげたい。
この人だけは、という想いや願い。
それをこれっぽっちも斟酌しないのが「人間の領域を超えている」ってことなんやって思い知った。
自然の厳しさってこういうことなんやね。
飛行機が飛んでいるところよりも高いんやって。
空気が薄すぎてヘリコプターも飛べない高さなんやって。
どんなに「実話に基づく」でもね?
奇跡的な、美しい、そんな話やと、、、甘っちょろかったわ・・・。
映像は息をのむほど美しくて、何度もお尻が椅子から浮きそうになった。
遠近感が狂うほどの、‘大自然’なんて言葉じゃ全然足りないほどの、圧倒的な景色!
・・・縮尺あってた?(笑)ヘリコプターってあんなにちっぽけなん?
エベレストの頂上ってあんな風になってるんやね。
狭っ!!!!!
誰が誰かあんまり分からんかったのが、ちょっと困った。
全員重装備やし、髭やし、吹雪いたりもするし。
顔と名前が一致するのに時間がかかるお年頃になってきてるし^^;
「あーーー!!!パイレーツ(オブ・カリビアン)の人や~~~!!」って途中でスッキリしたり。笑顔に見覚えがあったのに、彼女のこと、すぐには思いだせずでした。
1996年に実際に起こった事故だということだったので、帰ってからちょっと調べて確認した。
エベレスト登頂を目指すツアー客の中に、日本人の難波康子さんて方もいらっしゃって、すごく気になりましたし。
やーーー、厳しいね。