映画『海街diary』
原作が大好きって言うのもあって、観るの怖かったんやけど、すっごい良かったです。
ちょっと信じられないような。
何なん!?
てか映画ずるいで!(笑)
しかもさぁ
画面に5人いて、そのうちの2人が言い合ってたら、あとの3人黙ってそうやん?
それかその会話に口はさむか。
それをさー、残りの3人のうちの2人でまったく別の話し始めるとか!
画面にいるのは2人やけど、むこうの部屋の会話も聞こえてくるとか!
家族か! ←家族で姉妹です。
主に家族、人と人との間にゆっくり積み重なっていく時間。
出会ったり別れたり。
近づいたり、距離が生まれたり。
別れも苦い記憶も、痛みや傷としてだけでなく、嬉しかったことやなんでもない日常の出来事と同じように積み重なっていく。等しく。
あと思ったのは「死」の取り扱い?が良かった。
亡くなった人のことが、思い出話や続けられている習慣、受け継がれた物なんかの中で、いきいきとよみがえる感じ。
生まれる前のこと、死んだあとのこと。そういうのも等しく。
美しかったなぁ。
真っ当で丁寧で。
すごく豊かな気持ちになりました。
すずちゃん、すごく良かった。
すずちゃんの「おねえちゃん」と「おかあさん」には泣けた~。
わだかまりがあって発せられない、発するのが難しい単語をやっとゆえた、ゆってくれたあの解放感ったら!!
サッカーもすっごい上手。
樹木希林さんと池ちゃん(本業はレキシ)で笑いが起きてた
池ちゃん出番多かったね~。ピエールさんくらいかと思ってたのに!
希林さんは、余計なひと言をゆわはるんよねぇ。
これぞ親戚のおばさん!
大竹しのぶさんはピッタリの役。
長澤まさみさんは脚キレイ過ぎ!
リリーフランキーさん!!
出演してる人が豪華すぎんねん。
こんなちょっとの役やのに~~って。
どの人も4姉妹にとってはすごく重要な人物ではあるんやけど。
映画になると知って、原作を封印してたのよ。
で映画観たら、それはそれで「まだ原作には戻られへんわ~~」って気持ちになってます。