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映画『レヴェナント 蘇えりし者』

すごい映画やったー!
美しくて残酷で「命」とか「生きる」ってことの本当を見たって感じがする。
素晴らしかったなぁ~。
イニャリトゥッ!トゥッ!

セリフがものすごく少ない作品やの。
レオ様オスカーでさぞかしさぞかし、と思っていたのに。

わりと最初の方で、レオ様ったら森の熊さんにのどを掻っ切られてねぇ。。。
獲物を狙う、命を狙われる等々で息をひそめてるシーンも多いですし。

てか森の熊さんの体重ってどれくらいかしら!?300?400?
踏んでる!乗ってる!折れる!つぶれるぅぅぅぅ・・・。どいて熊さん早くどいて・・・。


イニャリトゥ!イニャリトゥ監督凄すぎるよ・・・。
こんな映画観たことないよ。
いや、ルベツキさんもだよ・・・。ルベツキさんは撮影監督さんです。

あんな映像撮るなんて、信じられへん。
近いし。またしても(笑)長いし。
見てるこっちの息が止まるわ~。
「(復讐のために)なんとか生き延びよう」ってだけの話やのに、ずーーーーっと観ていられるって映像の力でしょう?


音楽も良かった。坂本龍一さん。
自然の音とすごく調和していながら、登場人物や観てるこっちの緊張感も高めていたり、大自然の視界がバァーっと開けるような、うんと高い木を見上げるような視線の動きにピッタリ合うような音楽、、音でした。

侵略とか差別とか、愛とか復讐とか、裏切りとか絆とか。
人間が出てくる以上、もちろんそういうテーマもあるにはあるんやけど、もっと根本の「生きる」ってことを感じられた。
「命」を感じられました。
「運」や「知恵」「教え」ってのも大事なんやね。
いやぁ、感動したなぁ~。


レオ様、こんな素晴らしい映画でオスカー獲れて良かったねぇと思いました。
待たされた甲斐あったよね。



by aozora-gene | 2016-05-12 08:19 | 本・映画・ドラマ | Trackback | Comments(0)

こころかすめし様々のあり・・・


by 青空ジーン